買い物依存症にかかりやすい人
たくさんの買い物への衝動が抑えられない買い物依存症には、かかりやすい人がいるとされています。
男女別に調べてみると、男性よりも女性が買い物依存症を抱えやすいということがわかっています。
買い物依存症は生活習慣の一部として行われていることも多く、家族でも知らずにいる場合があります。
買い物依存症になる年代としては10代後半ですでに表れます。
このくらいの時は、受験関連や人付き合いの中で多くのストレスを溜め込みやすい時期であり、バイトなど自分の力で稼いだお金を好き勝手に使える時期でもあるのです。
最初は気軽にストレス解消をしようとして買い物をするかもしれません。
ところが、だんだんと買い物の頻度が増し、知らない間により多くの満足感を求めて「もっと買いたい」「あれもこれも欲しい」という気持ちを制御することが不可能になっていくのです。
買い物依存症などといった依存症にかかりやすい人は、自分に自信がない、多くのストレスが溜まっている、常に独りぼっちのような気分で、コンプレックスを抱えているという特徴があります。
さらに、周りの家族や友人などに認められていないという悩みを持っている人も大勢います。
こういった満足感のない切ない状態から解放されたいという願望から、依存症へと足を踏み入れていきます。
買い物依存症の場合は、買い物をして爽快感を得られることが分かると、より一層厳しい現実に揺り戻されないようにもっと強い快感を得ようとするようになります。
そうなると、悪化の一途をたどり自分で治そうと思ってもできなくなってしまいます。
